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秀逸レストランWebサイト5選ー2016夏

みなさん、こんにちは!

今日は、世界中のデザインが優れているレストランのウェブサイトを集めてみました。日本にいるとなかなか触れることができないかもしれませんが、ニューヨークにいますと各国のウェブサイトに出会うことができます。その中でもデザイナーとして個人的に興味があったものをみなさんとシェアしたいと思います。大きな流れとしては、美しい写真と映像が目立ちました。パソコンの画面と解像度が高くなっているため、非常に表現力が高まっています。

 

料理は特に、ビジュアルが大切です。日本の料理のビジュアルといえばこんな感じ(画像)。写真の温度感がみんな一緒ですね。日本の中にいた時は本当に差別化って困難でしたが、ビジュアル1つとってみても同じことが言えるかもしれません。ビジュアルがみんな同じテイストです。その点を参考にしていただきながら、海外のウェブサイトをご覧いただくと勉強になると思います。ウェブサイトを構成する大きな要素は、ビジュアル・テキスト・プログラム・サウンドかな。ウェブサイトもターゲット対象は人間なので、五感に響くものが魅力的に見えてきますよね。

 

 

★Accueil  http://www.caphorn-chamonix.com/fr/

accueil

こちらはフランスから。映像が綺麗に使われていますね。あと、個人的に音楽も気に入っています。この音楽と映像だけでレストランのグルーブと雰囲気が感じられます。少しいたずら心が感じらますね。料理の写真は自然光でしょうか。ナチュラルな印象を受けますが、個人的には写真はもっと尖った方がもっと良かったと思います。エッジを際立たせて、もっとディテールにフォーカスしたほうが料理の写真はシズル感が増します。きっとそのほうが全体的な統一感がもっと出たと思います。

 

 

 

★Le 28  http://www.le28-lille.com/

le28

こちらもフランス。こうして、映像を上手に活用しているウェブサイトを連続して見ると、ウェブサイトもウェブサイトだけで終わらないですね。つまり、映像に耐えうるインテリアだったり、料理だったりというものが大切ということですね。クライアントの多くはウェブサイトはウェブ制作会社と思っているかもしれませんが、私たちはレストラン全体のプロデュースをしているつもりでおりますので、ウェブサイトだけよく見せるというのはやはり限界があると感じます。大切なことは考え方とあり方です。美味しい料理というものは空間と時間で味わうもので、実は関わりのある全てのものが料理に影響をあたえるといえると思います。余談でした。

 

こちらは映像だけでなく、ウェブサイト上で起こりうる“動き”にも注目です。最近では珍しくなくなったこの”動き”ですが、派手なこともできますが、この自然な感じと温かみのあるフォントと配色でこちらもいい空気感で仕上がっていますね。またこちらはウェブサイトの中でショートビデオもあったりして、お見せのコンセプトもわかりやすいですね。日本で言うところのダイニングバーみたいな感じですかね。30代前半が夜中まで飲んで食べて腹ごしらえをして、クラブにいく、そんなライフスタイルを想像させます。

 

 

★DEL CAMBIO  http://www.delcambio.it/en/

deicambio

ウェブデザイナーとグラフィックデザイナーって実は似て非なるものなんです。私はグラフィックデザイナー出身なんですが、実はごく一般的なウェブのデザインって独自のセオリーがあって、それを掴んでしまうと後は慣れてしまうものなんです。しかし、逆にウェブデザイナーがグラフィックデザインをするというのはちょっと難しいのではないかと思います。そう感じたものがこちらのウェブデザイン。おそらくグラフィックデザイナー出身だと思います。だから、空間の取り方が絶妙です。熟練したデザイナーではないでしょうか。ウェブデザインとグラフィックデザインの違いはその空間の活かし方にあると思います。そして、メリハリの生み出し方は秀逸です。メリハリがあるということは人間の目の動きをコントロールすることを狙っています。この空間の使い方とメリハリの出し方、そして写真とテキストによるデザイン力が、レストランの創造力を期待させます。イタリアからの作品だと思いますが、流石です。

 

 

 

★Anita gelato  http://anitagelato.com/

anitagelato

はじめは、なぜイラストがアンティーク風なんだろうと感じていました。しかし、aboutのページを見るとおばあちゃんがお店のオーナーのようですね。納得しました。オーナーの人柄が見えるようなウェブサイトに仕上がっているわけですね。また、ここで注目は写真のスタイリングです。自前での撮影だとしたら、相当時間をかけて撮影していると思います。アイスクリーム系は撮影って本当に大変なんです。すぐに 撮らないと溶けちゃいますから。撮影時はトレイをしっかり冷やしたり、空調のコントロールだったり、時間との勝負です。ただよくよく見ると著作権を購入すれば使用できる写真のような気がしてきました。しかし、日本ではあまりお目にかかれないスタイリングですね。勉強になります。

 

 

 

★the bank  http://www.restaurant-thebank.com/

thebankこちらはドイツから。やはり、海外のウェブサイトは少しユニークというか、いたずら心を感じます。ウェブサイトそのものはとても良い感じです。重厚感が伝わってきますね。ご覧になっていただきたいのは、スタッフが紹介されているページです。ぜひ探してみてください。あまりウェブサイト上であまり見たことはなかったんですが、cinemagraphというアプリで作られたものです。こんな使い方をするのは洒落ていますね。勉強になります。

 

 

 

いかがだったでしょうか。新しいウェブサイトを探すことでいろいろな発見が有りました。実はまだまだお話できないことがウェブの世界ではたくさん起こっています。引き続き情報を上げていきますので、みなさんお楽しみに!